GWは新潟市と長岡市に旅行に行ってきました
新潟県は越後湯沢までは何回も行っているのですが、日本海側まで行くのははじめて。

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都市だから泊まる場所はたくさんあるだろうとギリギリに計画したら思ったより埋まっていてあせりましたが、天気にも恵まれて(ちょっと暑いくらいで)よい旅行でした。

帰りの電車で気になったもののメモを書き出したのでご紹介

1)えご(いご)ねり
新潟のスーパーに売っていて気になった食べ物

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佐渡の郷土料理で、いご草という海藻を煮て固めたもの。
新潟市と長岡市のスーパーはどこに行っても売ってました

コンニャクくらいのサイズで、食べ方も刺身こんにゃくみたいにスライスして酢みそをかけて食べるそうです。
実際に買ってホテルで割り箸で切って食べてみたけれど、海藻の味がしておいしかった。
東京でも売ってたらいいのにな。と思いました。

本当はもっと薄く切って冷やして食べたらもっと美味しいんだろうなと思ったけれど、夫がホテルの部屋で、割り箸でカットしたので厚切りのカマボコくらいの厚さになりました

2)長岡市の道路

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長岡市内を歩いていて、きになったのは、なんだか道路が全体的に赤茶色い10円玉みたいな色をしていること。

はじめは近くで工事でもしていて、その土ホコリかなーと思っていたのですが、街の中の狭い道路も赤いので、ネットで調べてみたところ、新潟は雪が多く、それをとかすために地下水を組み上げて、道路に流しているのだけど、その地下水に鉄分が多い地域は、道が赤茶色くなる・・・ということでした

新潟市や越後湯沢では感じなかったので、長岡周辺の特徴なのかな?

写真1

写真だとこんな感じです。


3)長岡名物 大手饅頭

長岡の名物に「大手饅頭」というおまんじゅうがあったので1つ買ってみました

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 私にとっての「おおてまんじゅう」といえば岡山の「大手まんぢゅう」のことだったのですが
岡山の「大手まんぢゅう」があんこたっぷりに薄っすらと皮がついているのに対し長岡の「大手饅頭」は、ふかふかして柔らかく、サイズも大きめ。

あんこは黒糖の味がして、おなじ「おおてまんじゅう」でも全然違うものでした

調べてみたところ、長岡の大手饅頭は、長岡城の大手門にお店があったことから「大手饅頭」という名前になり
岡山の大手まんぢゅうは、岡山城の大手門付近にお店があったことから「大手まんぢゅう」になったそうです

きっと大手門の前にお店が出せることは昔は相当すごいことだったんだろうなあ・・・
どちらも江戸時代にさかのぼるほどの歴史があるだけあって、老舗の味。おいしかったです。

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長岡市を流れる信濃川。新潟市よりもずっと川幅が広いです
8月は有名な長岡の花火大会がひらかれるそうです

長岡市は終戦の年の8月1日の夜に空襲で市街の8割が焼失したそうで長岡のお祭りはその慰霊祭でもあるそうです。(ちなみに去年のGWに行った水戸は日付が変わって翌日の8/2に空襲があったそうです)

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マリンピア日本海で見た、トド。
上からとるとあまり伝わりませんが、ものすごく大きいです


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 ところで新潟のレストランや資料館でお手洗いに行くと、2つあるのが両方男女兼用っていうことが多かったのだけど、これはたまたまだったのかなあ。
都内だと男性用と女性用があってもう1つある場合が兼用だったり、女性用+男女兼用だったりするので、少し不思議な感じがしました


おまけ)油揚げの味噌漬け

イラスト6
 
これもいご草と同様、あちこちのスーパーに売ってました
長岡市の駅前のヨーカドーにも普通に並んでいたので、
新潟では油揚げを味噌漬けにするのはわりと普通のことなのかな。

帰りにお土産屋さんによったら、保存用にパックされたものが売っていたので買ってきました。

生食でも焼いてもおいしいとかいてあったので、半分焼いて、半分そのまま食べました
たくさん食べるにはちょっと塩気が強いけれどおいしかった

生だとさつま揚げみたいな食感ですが、焼くと厚みが1.5倍くらいになってふわっとします。

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新潟市の海岸からみた日本海

佐渡汽船で2時間ほど行くと、佐渡に着くそうです。
今度は佐渡にも行ってみたいな。