7月の12日(水)〜14日(金)まで夏休みを取って、
富山県の黒部立山アルペンルートを旅行してきました。
1日目。5時半起床。
駅のコンビニで朝食(ゆで卵とおにぎりとお茶)を買って電車に。
今回の旅行のために、前日にお小遣いをおろしましたが
ここから3日間、交通費は先払いしていたので必要なく
ホテルの周辺にはなにもなかったので買い物もせず(できず)
ほとんどお金を使わない旅でした。
立川まで快速で出て、そこから特急で3時間ほどかけて、信濃大町へ
ここから30分くらいバスに乗って扇沢というところまで登ります
扇沢駅。標高は1433m
この日は暑かったけれど、少し涼しい山の空気になります
はとバスツアーも来てます。普通のバスで登れるのはここまで。
扇沢から、関電トンネルトロリーバスという電気で走るバスで黒部ダムに向かいます
バス外観。ラッピングのお花がかわいい
トロリーバスは赤沢岳という山をくり抜いて作ったトンネルを通ります
このトンネルを掘るのがとても大変だったという話は映画やドラマにもなっています
プロジェクトXでも黒部ダムの回があったので、詳しく知りたい方はそちらがおススメかも。
私は一応この本で予習をしていきました
トンネル工事の中で、特に掘るのが大変だった場所(破砕帯)は青いライトがついていて
車内アナウンスでも説明がきけます
破砕帯をすぎてしばらくすると、長野県から富山県に入ります
15分くらいで、黒部第四ダムに到着
ダムの観光放水がとてもきれいに見えました
放水でできる虹
ダムの標高は1470m
階段で上り下り出来て、展望台の高いところはとても高いです
ダムに行く前日に
「ダムを見てると、ふと飛び込みたくなったらどうしようって思うよね」
という話を友達にしたら
「腹うちに気をつけて」
というアドバイスをされたのですが、無事に、飛びこまずに帰ってこれました。
お昼はダムのレストランでダムカレー
ライスはダムのアーチ部分、ホウレンソウ入りのグリーンカレーは湖をあらわしています
カツと、パセリとポテトサラダはなにかな? おいしかったです。
お昼を食べて、遊覧船ガルベ号に乗りました
30分くらいかけてダムの上流のほうをぐるっと回ります
遊覧船からだと、またちょっと違う雰囲気
ダムを満喫して、ここからホテルがある立山に向かいました。
遊覧船の出発が予定より遅れてしまい
ケーブルカーにギリギリで滑り込んだのでここは写真なし
改札をくぐったときに発車ベルがなっているのに
そこからさらに階段を全力で駆け上がるという無理をしたので
ケーブルカーではしばらく無口でした
黒部湖から、300m以上の高さを登って黒部平で下車
標高は1828m。
黒部平からロープウェイで大観峰に上ります
途中から足元が雪に。
大観峰は標高2316m。
風が冷たいので、フォルクロアジャケットも着ました
行く前にいろんなひとから
「立山は寒いからね」と言われていたのですが
東京が30℃くらいあると、寒さがあまり想像できず
アウターはこれだけで、あとはタイツや長袖のインナーしかないので
これ以上は寒くないことを祈りました
(結果的には天気が良くて大丈夫でしたが雨だったら寒かったと思います)
大観峰からホテル立山がある室堂までは
立山トンネルトロリーバスで移動します
室堂の駅とホテル立山は直結しているので、階段をのぼって、フロントに行き、そのままお部屋にチェックインしました
標高2450mのホテルの部屋から見える景色
とてもきれいでした
この日はこのあと少しホテルの周りを散策して夕飯
富山名物の白エビと、昆布で締めたお刺身など。おいしかったです
2日目。快晴
この日はトレッキングしかやることがなかったので
雨だったらどうしようかと思っていたのですが晴れました。よかった。
室堂平周辺を歩きました。この池はみくりが池
室堂の地獄谷は火山ガスが出ているので、風向きによっては硫黄のにおいがしてきます
雪が黄色くなっているのも火山ガスのため
ガスが流れているところを通るときは水で濡らしたタオルで口元をふさいで歩きます
水道があるけど、腐食してこんな色
ここの水は飲用ではなく、タオルを濡らす専用
火山ガスは怖いけど、景色はどこを見ても本当にきれいでした
野生の雷鳥にも会えました。(わかりにくい。赤い丸のところ)
保護色すぎて、ちょっと目を離すとどこにいるのか分からなくなる雷鳥。
まわりにたくさん写真を撮っている人がいなかったら
たぶん気がつかずに通り過ぎていたと思います
雷鳥は氷河期からいる鳥で、特別天然記念物
立山では昔からとても大事にされている鳥なので
人間を怖がらないそうです。
高山植物もきれいでした
午前中かけて、室堂を歩いて、ホテルに。
預けていた荷物を受け取って、高山高原バスで弥陀ヶ原に向かいました。
2日目の宿泊先。弥陀ヶ原ホテル。
標高1930mまで降りてきたので、雪はだいぶなくなりました
植物も少し背が高くなって、さわやかな高原の空気
そのかわり?ホテルの入り口には
「7月11日にバス停から500mのところで熊が目撃されました」という情報が。
ちょっと怖いです
ホテルでおひるごはん。富山名物の氷見うどん。
おひるをたべて、おなかいっぱいになったので、ホテルのまわりの散策に行きました。
立山弥陀ヶ原・大日平はラムサール条約に登録されている湿地で、立ち入り禁止です
でも近くまでは遊歩道で歩けます
植物がきれいでした
2時間くらい散歩してチェックイン
夕飯が5時45分からというかなり早い時間でした
夕飯のあとで日の入りを見に、再び外へ
夕日がとてもきれいでした
他にやることもないので、外で30分くらい夕陽を見て
そのあとホテルの部屋でもさらに30分くらい夜になるまでずっと夕日を眺めていました。
太陽の下の雲がかかっている部分は山かと思っていたら富山の市街地のほうで
夜になったら街の明かりが見えました
たくさん歩いて、とても疲れたので9時くらいに就寝。
3日目。最終日
この日は、早めに富山に移動しました
高原バスで美女平まで出て、そこからケーブルカーで立山駅に、富山地鉄電車で富山駅まで行きました
電車から見える景色
富山駅。
気温は35℃くらいまで上がっていて、とても暑かったです
富山ではこちらのお店で薬膳を食べました
上:黒米の山草おこわ
左から:高麗ニンジンと鶏団子スープ、豚角煮・冬瓜と大棗のココット、夏野菜と氷見うどんの炊き合わせ、豆乳豆腐。
でした。
15時に富山を出て、19時くらいに帰宅。
ぬかりなく鱒のすしも買いました。
3時間くらいしか富山駅周辺に滞在できなかったので、
駆け足でしたが、次回は宇奈月温泉や富山湾のほうにも行ってみたいなと思いました
2017年の夏休みはこれで終わり。お天気に恵まれて楽しい旅行でした。
あとは秋になるまでお仕事をがんばります
富山県の黒部立山アルペンルートを旅行してきました。
1日目。5時半起床。
駅のコンビニで朝食(ゆで卵とおにぎりとお茶)を買って電車に。
今回の旅行のために、前日にお小遣いをおろしましたが
ここから3日間、交通費は先払いしていたので必要なく
ホテルの周辺にはなにもなかったので買い物もせず(できず)
ほとんどお金を使わない旅でした。
立川まで快速で出て、そこから特急で3時間ほどかけて、信濃大町へ
ここから30分くらいバスに乗って扇沢というところまで登ります
扇沢駅。標高は1433m
この日は暑かったけれど、少し涼しい山の空気になります
はとバスツアーも来てます。普通のバスで登れるのはここまで。
扇沢から、関電トンネルトロリーバスという電気で走るバスで黒部ダムに向かいます
バス外観。ラッピングのお花がかわいい
トロリーバスは赤沢岳という山をくり抜いて作ったトンネルを通ります
このトンネルを掘るのがとても大変だったという話は映画やドラマにもなっています
プロジェクトXでも黒部ダムの回があったので、詳しく知りたい方はそちらがおススメかも。
私は一応この本で予習をしていきました
トンネル工事の中で、特に掘るのが大変だった場所(破砕帯)は青いライトがついていて
車内アナウンスでも説明がきけます
破砕帯をすぎてしばらくすると、長野県から富山県に入ります
15分くらいで、黒部第四ダムに到着
ダムの観光放水がとてもきれいに見えました
放水でできる虹
ダムの標高は1470m
階段で上り下り出来て、展望台の高いところはとても高いです
ダムに行く前日に
「ダムを見てると、ふと飛び込みたくなったらどうしようって思うよね」
という話を友達にしたら
「腹うちに気をつけて」
というアドバイスをされたのですが、無事に、飛びこまずに帰ってこれました。
お昼はダムのレストランでダムカレー
ライスはダムのアーチ部分、ホウレンソウ入りのグリーンカレーは湖をあらわしています
カツと、パセリとポテトサラダはなにかな? おいしかったです。
お昼を食べて、遊覧船ガルベ号に乗りました
30分くらいかけてダムの上流のほうをぐるっと回ります
遊覧船からだと、またちょっと違う雰囲気
ダムを満喫して、ここからホテルがある立山に向かいました。
遊覧船の出発が予定より遅れてしまい
ケーブルカーにギリギリで滑り込んだのでここは写真なし
改札をくぐったときに発車ベルがなっているのに
そこからさらに階段を全力で駆け上がるという無理をしたので
ケーブルカーではしばらく無口でした
黒部湖から、300m以上の高さを登って黒部平で下車
標高は1828m。
黒部平からロープウェイで大観峰に上ります
途中から足元が雪に。
大観峰は標高2316m。
風が冷たいので、フォルクロアジャケットも着ました
行く前にいろんなひとから
「立山は寒いからね」と言われていたのですが
東京が30℃くらいあると、寒さがあまり想像できず
アウターはこれだけで、あとはタイツや長袖のインナーしかないので
これ以上は寒くないことを祈りました
(結果的には天気が良くて大丈夫でしたが雨だったら寒かったと思います)
大観峰からホテル立山がある室堂までは
立山トンネルトロリーバスで移動します
室堂の駅とホテル立山は直結しているので、階段をのぼって、フロントに行き、そのままお部屋にチェックインしました
標高2450mのホテルの部屋から見える景色
とてもきれいでした
この日はこのあと少しホテルの周りを散策して夕飯
富山名物の白エビと、昆布で締めたお刺身など。おいしかったです
2日目。快晴
この日はトレッキングしかやることがなかったので
雨だったらどうしようかと思っていたのですが晴れました。よかった。
室堂平周辺を歩きました。この池はみくりが池
室堂の地獄谷は火山ガスが出ているので、風向きによっては硫黄のにおいがしてきます
雪が黄色くなっているのも火山ガスのため
ガスが流れているところを通るときは水で濡らしたタオルで口元をふさいで歩きます
水道があるけど、腐食してこんな色
ここの水は飲用ではなく、タオルを濡らす専用
火山ガスは怖いけど、景色はどこを見ても本当にきれいでした
野生の雷鳥にも会えました。(わかりにくい。赤い丸のところ)
保護色すぎて、ちょっと目を離すとどこにいるのか分からなくなる雷鳥。
まわりにたくさん写真を撮っている人がいなかったら
たぶん気がつかずに通り過ぎていたと思います
雷鳥は氷河期からいる鳥で、特別天然記念物
立山では昔からとても大事にされている鳥なので
人間を怖がらないそうです。
高山植物もきれいでした
午前中かけて、室堂を歩いて、ホテルに。
預けていた荷物を受け取って、高山高原バスで弥陀ヶ原に向かいました。
2日目の宿泊先。弥陀ヶ原ホテル。
標高1930mまで降りてきたので、雪はだいぶなくなりました
植物も少し背が高くなって、さわやかな高原の空気
そのかわり?ホテルの入り口には
「7月11日にバス停から500mのところで熊が目撃されました」という情報が。
ちょっと怖いです
ホテルでおひるごはん。富山名物の氷見うどん。
おひるをたべて、おなかいっぱいになったので、ホテルのまわりの散策に行きました。
立山弥陀ヶ原・大日平はラムサール条約に登録されている湿地で、立ち入り禁止です
でも近くまでは遊歩道で歩けます
植物がきれいでした
2時間くらい散歩してチェックイン
夕飯が5時45分からというかなり早い時間でした
夕飯のあとで日の入りを見に、再び外へ
夕日がとてもきれいでした
他にやることもないので、外で30分くらい夕陽を見て
そのあとホテルの部屋でもさらに30分くらい夜になるまでずっと夕日を眺めていました。
太陽の下の雲がかかっている部分は山かと思っていたら富山の市街地のほうで
夜になったら街の明かりが見えました
たくさん歩いて、とても疲れたので9時くらいに就寝。
3日目。最終日
この日は、早めに富山に移動しました
高原バスで美女平まで出て、そこからケーブルカーで立山駅に、富山地鉄電車で富山駅まで行きました
電車から見える景色
富山駅。
気温は35℃くらいまで上がっていて、とても暑かったです
富山ではこちらのお店で薬膳を食べました
上:黒米の山草おこわ
左から:高麗ニンジンと鶏団子スープ、豚角煮・冬瓜と大棗のココット、夏野菜と氷見うどんの炊き合わせ、豆乳豆腐。
でした。
15時に富山を出て、19時くらいに帰宅。
ぬかりなく鱒のすしも買いました。
3時間くらいしか富山駅周辺に滞在できなかったので、
駆け足でしたが、次回は宇奈月温泉や富山湾のほうにも行ってみたいなと思いました
2017年の夏休みはこれで終わり。お天気に恵まれて楽しい旅行でした。
あとは秋になるまでお仕事をがんばります
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